業務改善に効く「問題解決の思考法」
| 研修日数 | 1日間または半日間 |
|---|---|
| 研修対象 | 全職員 |
| 特徴 | 講師は、市役所在籍時代の行政経験(行革 や職員研修等を担当)に加え、日本経営品質賞 の関係でも多数民間組織との交流や企業経営 革新支援を通じて得た「現場発の知見」が豊富 です。解説もわかりやすく、楽しく学べます。 |
| すすめ方 | 講義・グループワーク等 |
| ねらい | ①業務改善とは、業務における「問題の解決」のことです。②よって業務改善には「問題解決の思考法」の習得が不可欠です。③問題解決には、4つのプロセスがあります(❶問題発見→❷原因分析→❸解決策多数発案→❹解決策決定)。④問題解決の思考法は、仕事の質の向上に必須と実感できます。 |
| プログラム内容 | 【1】問題解決のプロセスを知ろう ①そもそも問題解決の「問題」って何のこと? ②問題解決には基本となる手順がある 【2】問題は「発見」することから始まる<問題発見> ①問題には3タイプある(顕在型・潜在型・理想追求型) ②問題発見には「情報集め」が重要(3現主義) ③8つの問いを用いて問題を特定する(6W2H) ④問題を発見するときの着目点(3つの間、目的) 【3】問題の原因を「分析」しよう<原因分析> ①原因を深掘りしていく(なぜなぜ分析) ②問題はできるだけ細かく考える(ロジックツリー) ③要因を洗い出して問題の本質を探る(特性要因図) ④要因同士のつながりを見つける(連関図) 【4】「発想力」を身につけよう<解決策多数発案> ①問題を細かくすれば発想しやすくなる ②新しい視点で発想を切り替える(オズボーンのチェックリスト) ③業務を効率よくこなす改善策を考える(ECRS) ④固定観念を排除する(逆設定法) 【5】「解決策」を決定するには?<解決策決定> ①メリットとデメリットで整理する(プロコンリスト) ②3つの視点でスクリーニングする(ドット投票、NUFテスト) ③最適な選択肢を合理的に選ぶ(意思決定マトリクス) ④仕事に優先順位をつける(緊急度-重要度マトリクス) |
| 講師名 | トヨシマヒデアキ 豊島 英明 <講師プロフィール> 1988年度神戸市役所入庁。住宅局(経理)、市長室(報道・ラジオ番組)、神戸港埠頭公社(経理・企業誘致)、行財政局(経営品質・行政評価)、北区役所まちづくり推進課長、職員研修所長、市長室国際課長、みなと総局企業誘致担当部長を経て、2018年度早期退職。 自ら講師となり自治体に経営品質の考え方を普及するため起業し、合同会社創発研修ラボ豊島屋を2019年設立(経営品質協議会認定セルフアセッサー資格取得)。早稲田大学招聘研究員(2020-2024年度)、神戸学院大学客員教授(2021-2022年度)。 著書に、『行政経営改革入門』『政策評価手法』『自治体バランス・スコアカード』『自治体職員がみたイギリス』『行政の質を高める8つの基準』など。 神戸市在職中の講師歴として、同志社大学社会人大学院非常勤講師、全国自治体・民間企業など多数。 |
| リーフレット(PDF) | ダウンロード(約 1MB) |
| 問い合わせ先 | 公務協力グループ |
| 問い合わせ先電話番号 | 06-6443-6925 |