開催にあたって
ここ数年、企業不正のニュースが後を絶ちません。いったん不正が明るみに出てしまうと、記者会見等の初動対応、終わりの見えない顧客対応、さらに社会的な信頼回復に向けて長期にわたり対応を求められます。その経済的・人的・社会的損失は計り知れず、最悪の場合、経営が維持できなくなってしまうこともあり得ます。
「不正」は問題の「氷山の一角」でしかなく、その裏に莫大な長期的リスクを内包しています。そしてそれが個人の問題であればまだ対処できますが、いったん組織的な不正に発展してしまうと、ほとんどの場合、内部の自浄作用だけでは止めることができません。そうして膨れ上がった不正の澱みは、いずれあふれる時を迎えます。
もちろんこれまでも、不正が起こらない組織づくりのために「コンプライアンス」が叫ばれ、その浸透策が図られてきました。しかし「定期的に研修を実施している」というステータスを得ることが目的になって、散発的に実施している状態に陥ってはいないでしょうか。もしそうであれば、実効性のある対策が打てているとは言えません。
そこで今回は、大手企業の危機管理・対応研修や、様々な切り口でコンプライアンスの講演・研修に登壇し好評を得ている大谷 邦郎 氏をお招きし、最新の事例を交えつつ「組織風土×コンプライアンス」をテーマに、研修の一部をご紹介いたします。貴組織の「コンプライアンス研修」を見直す良い機会になれば幸いです。ご参加お待ちしております。
開催概要
◆日 時: 2019年3月6日(水) 13:30~17:00 (13:30 受付開始)
◆参加料: 無料 ※お申込は1社2名様まで
◆会 場: 大阪科学技術センタービル 専用教室 (住所:大阪市西区靭本町1-8-4)
◆講 師: 大谷 邦郎(おおたに くにお)氏
◆対 象: 社内教育、コンプライアンス担当の人事・総務・教育・経営企画部等の方々
◆定 員: 限定40名 (先着順)
プログラム
■はじめに:最近の事例から考える、組織風土と「不正」の問題
(1)最近の事例を振り返り、その特徴を考える
(2)組織風土に注目するワケ
(3)あの不正はどうすれば防げたのか?
(4)「組織的な不正」はどのようにして生まれるのか?
■「コンプライアンス研修」を組織風土の観点から見る
(1)「名ばかりコンプライアンス」に陥らないために
(2)そもそも、組織風土を作るのはダレ?
(3)組織風土が組織の何に影響している?
(4)「コンプライアンス研修」を組織風土のメンテナンスに活かす
■研修内容の体験
(1)グループディスカッション:
(2)ワーク:自社の「組織風土」をチェックしてみよう!
(3)ワーク:「アサーション」をご存知ですか?
(4)ワーク:職場を明るくする様々なコミュニケーション術を体感
■さいごに:不正は明日にも明るみになるかもしれない
(1)平時の対応を万全に!
(2)もし危機が発生してしまったら?
(3)危機対応力もその後の影響を左右する!
※本セミナーは、社内教育、コンプライアンス担当、人事・総務・教育部門等の方々向けのPRセミナーです。
研修内容のご紹介が中心となります。また、教育研修機関からのご参加はご遠慮頂いております。
※FAXでお申し込みの方は、こちらのpdfデータをご利用ください。
※webでお申し込みの方は、こちらのサイトで必要事項をご入力ください。