開催概要
◆日 時:2019年7月22日(月)~11月25日(月)(全5回)
◆会 場:大坂科学技術センタービル内セミナールーム(大阪市西区靭本町1-8-4)
◆講 師:神戸大学大学院経営学研究科 教授 原田 勉 氏
(講義および各回のコーディネーター)
◆対 象:研究・開発部門、技術部門の管理者・リーダーの方々
企業内でMOTの推進・教育に携わる方々 など
◆定 員:30名程度
開催にあたって
グローバル競争の激化や国内市場の縮小化など、企業を取り巻く事業環境は変化しております。そのため、各企業においては自社製品・技術の優位性がゆらいでおり、新たな価値やイノベーションの創出が求められております。
そして、このイノベーションをいかに生み出すかを考えるのがMOTの主要テーマであり、本研究会ではその推進のための技術マネジメントのしくみ、新たな組織能力の高め方、研究開発活動のプロセスなどについて考えます。指導講師のコーディネートのもと、他社事例の発表とディスカッションをもとに、実践から得られるヒントを学んでいくカリキュラムとなっております。
指導講師からのメッセージ
MOT(技術マネジメント・技術経営)について講演や研修を依頼される場合、よくあるリクエストは、他社での具体的な事例を数多く盛り込んで欲しいというものです。教科書のなかの話ではなく、現実にどのような技術マネジメント、技術経営が実践されているのかは、多くの企業の方々にとって強い関心事であると同時に、その情報はきわめて限定されているのが実状です。というのも、このようなMOT に関する事項はトップシークレットとしてあつかわれることが多いからです。
このMOT 研究会では、このような要望をもつ企業の方々に対して、日本を代表する優良企業で技術マネジメントを実践されている現場の方々を講師としてお迎えし、自社の事例について詳しくお話していただきます。そして、そこで問題提起された事項について自由に討議していきます。MOT に関心をもっているけれども、まずは先端的な企業ではどのようにそれが実践されているのか知りたい、自社でMOT を導入しているけれども、どのようにすれば成果が上がるのかヒントを得たい、といった要望をお持ちの方々に是非ともご参加いただき、共に研究していきたいと思います。
研究会のすすめ方・特徴
①多彩なゲストスピーカーの講話や視察を通し、技術マネジメントのあり方と実践について
多面的に学びます。
また、各回とも指導講師のコーディネートのもと、質疑応答や討議・意見交流を深めます。
②懇親交流会(2回)を通し、参加者同士の交流と親睦をはかります。
③全会合終了後は、すべてのドキュメントを1冊にまとめ、報告書として進呈いたします。
プログラム
◆第1回:基調講義「OODAループとイノベーション・マネジメント」
講 師:神戸大学大学院経営学研究科 教授 原田 勉 氏
日 時:2019年7月22日(月)13:30~18:30[懇親交流会あり]
◆第2回:「イノベーションをデザインする」~Willを持った人材、組織が未来を創る~
ゲスト:オムロン株式会社 経営基幹職 イノベーション推進本部
SDTM推進室長 竹林 一 氏
日 時:2019年8月19日(月)13:30~17:00
◆第3回:特別視察「知の創造と継承を実現するグローバル基準の研究開発マネジメント
ゲスト:シスメックス株式会社 執行役員
中央研究所長 兼 MR事業推進室長 吉田 智一 氏
日 時:2019年9月27日(金)13:30~17:00
◆第4回:特別講義「オープン・イノベーションで切り拓く新たな事業創出」
~成功のカギは戦略的提携と4段階のValueをつなぐ事~
ゲスト:一般社団法人 Japan Innovation Network
常務理事 松本 毅 氏
日 時:2019年10月4日(金)13:30~17:00
◆第5回:「『スマート農業』実現へ向けたクボタの取り組みと研究開発体制」
ゲスト:株式会社クボタ
取締役専務執行役員 研究開発本部長 佐々木 真治 氏
日 時:2019年11月25日(月)13:30~18:30[懇親交流会あり]
※詳細は、こちらのpdfデータでご確認ください。
※お申込みの際は、こちらのwebサイトで必要事項をご入力いただくか、上記pdfの参加申込書に必要事項をご記入のうえ、FAX・メール・郵送等でご送付ください。
※MOT(技術マネジメント)研究会についてのお問合せは下記までご連絡ください。
一般社団法人日本経営協会 関西本部 (企画研修G)
TEL:06-6443-6962/ FAX:06-6441-4319