開催にあたって
2018年から日本国内では総人口が減少に転じ、本格的な「人口減少時代」を迎えています。市場が縮小し働き手も減ってくることが予測される中で、企業はいかに「事業の閉塞感を打破」するか、「生産性を向上」するかが至上命題となっています。
総務省の平成30年度ICT白書によると、「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」が進みつつあるとされています。「デジタルトランスフォーメーション」は、これからの時代を生き抜くための手法として流行り言葉のように飛び交っていますが、デジタル化という言葉が独り歩きしているようにも思えます。現に、デジタル化してみたものの、大した収益メリットを享受できていないと感じる企業も少なくないのではないでしょうか。
このような状況を踏まえ、今回のセミナーでは、「顧客接点」に着目し、「デジタルを真に活かす事業戦略策定のポイント」を解説します。Webのアクセス数を増やす、問合せを増やすというオペレーションレベルではなく、「デジタルチャネルを活用して業態転換をする、ブランディングする」等の事業戦略にフォーカスしたポイントをお伝えします。既存事業の販売不振、市場の頭打ちなどの経営課題を、デジタル活用で解決したいとお考えの経営陣・事業部責任者、経営企画の責任者・ご担当者のご参加をお待ちしております。
開催概要
◆日 時:2019年9月10日(火) 14:00~16:30 (14:40 受付開始)
◆会 場:大阪科学技術センタービル 専用教室 (住所:大阪市西区靭本町1-8-4)
◆講 師:川谷 昇平 氏(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門)
◆対 象:民間企業(BtoB、BtoC問わず)の経営陣・事業部責任者、経営企画の責任者・ご担当者
◆参加料:一般:3,000円(お一人あたり)/NOMA会員:無料
※お申込は1社2名様まで
◆定 員:限定30名 (先着順)
プログラム
1.オリエンテーション・自己紹介
(1)セミナーの狙い
(2)本日の参加動機を参加者同士で共有
2.国内におけるデジタルチャネル活用の秘訣
(1)デジタルトランスフォーメーションとは
(2)顧客接点におけるデジタル化とは
(3)デジタルチャネルの必要性と背景
(4)デジタルチャネル失敗の本質
3.デジタルチャネルを活用した事業戦略策定ステップ
(1)ビジネスモデル思考の重要性
(2)ビジネスモデルイノベーションとは
(3)デジタルチャネルに着目した事業戦略策定
4.戦略的なデジタルチャネル活用パターン・事例
(1)デジタルチャネル活用の4類型
①直販シフトモデル
②プラットフォーム化モデル
③営業生産性向上モデル
④ブランディング強化モデル
(2)活用事例とKFS
5.質疑応答、ディスカッション
※適宜、休憩および討議の時間を挟みます。
※FAXでお申し込みの方は、こちらのpdfデータをご利用ください。
※webでお申し込みの方は、こちらのサイトで必要事項をご入力ください。