開催にあたって
近年「働き方改革」への対応が進み、労働時間の削減や在宅勤務の推進など、多くの組織で生産性向上を目的とした様々な対応が行われています。しかしその一方、諸施策への対応のために「現場が疲弊している」という声も数多く聞かれるようになりました。働く時間は短くなったものの求められる業務量は変わっていない、対面で話す時間が短くなりコミュニケーションが形式的になってしまったなど、当初の目的とは逆に生産性が下がる結果となってしまった職場も少なくありません。
このような事態を防ぐために注目を集めているキーワードが「心理的安全性」です。働き方改革を成功させ、生産性向上を果たすためには、組織のメンバーが「言いたいことを言い合える雰囲気」をつくり、自分を含めチーム全員が「安心して」働ける環境をつくることが何よりも重要であると指摘されています。
そして組織の心理的安全性を高めるために必要なのが、管理職のチームづくり、職場環境づくりです。管理職が積極的にチームメンバーに関わり、安心して働ける職場づくりに取り組むことで心理的安全性が高まり、様々な業務改善のアイデアが生まれやすくなります。
今回のセミナーでは「安心して働ける職場づくり」からスタートし、「チームの生産性を向上」させるノウハウについて、田村俊之氏にご講義いただきます。経営コンサルタント・研修講師として数多くの組織を支援してきた実績から、「成功する働き方改革」「失敗する働き方改革」の違いに触れながら、「働き方改革を成功させる業務改善研修のポイント」をご紹介いただきます。この機会にぜひご参加いただき、職場の活性化・業務改善のヒントを得ていただければ幸いです。
開催概要
◆日 時:2019年12月18日(水) 13:30~17:00
◆会 場:日本経営協会 関西本部 専用教室(大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル)
◆講 師:田村 俊之 氏(一般社団法人日本経営協会 講師/幸福な働き方研究所 所長)
◆対 象:民間企業・各組織の人事・教育ご担当者
※教育研修機関からのご参加はご遠慮いただいております。
◆参加料:無料 ※ご参加は1社2名様までとさせていただきます。
◆定 員:30名
プログラム
■オリエンテーション・自己紹介
・本セミナーの狙い
1.失敗する働き方改革と成功する働き方改革
・働き方改革疲れが起きている
・業務改善は上から進める
・楽しい組織が創造性、生産性を高める
2.業務の効率化を組織的に進める
(1)業務の洗い出しと担当能力の把握を
・新しいことをやるのなら、古いことをやめる
・全員参加で業務を洗い出し、業務一覧表を作成
・業務の評価と担当能力の評価
・やめる業務、自動化する業務、強化したい業務、複数担当化を検討
(2)会議の効率化を進めるために
・会議の効率化の4つのポイント
・会議の効率化チェックリスト
3.「希望のマネジメント」と「絶望のマネジメント」
・時間外が少なく生産性が高くなるマネジメントとは
・生産性が高くなるポジティブなチームづくりを
・部下が動きやすい指示説明とは
■質疑応答
■その他、講師の得意とする研修コンテンツの紹介
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