開催にあたって
「ダイバーシティ」は、持続的に組織が成長するために不可欠な「経営戦略」です。ダイバーシティ経営を定着させていくために、もっとも重要なのが「働き方改革」です。
今回は、働き方改革を実現するためにまず押さえておくべきポイントを凝縮して分かりやすくお伝えします。また、その場でできる診断で組織・個人の課題に気づき、組織・個人の両面から意識変容を促す仕掛けが豊富に盛り込まれています。
この好機に、ぜひとも、組織の働き方改革に取り組む方々の積極的なご参加をお願い申しあげます。
【ダイバーシティ経営に「働き方改革」が必要な理由とは】
「ダイバーシティ経営」は「多様な人材の能力を最大限発揮させることで、組織のパフォーマンスにつなげる経営」であり、持続的に組織が成長するために不可欠な「経営戦略」であると考えられます。「ダイバーシティ経営」を定着させていくために、もっとも重要なのが「働き方改革」です。
多様な人材を活かす組織に転換するためには、これまでの働き方を見直し、長時間労働からの脱却が不可欠です。組織は限られた時間の中で生産性の高い働き方を目指していくこと、そうした働き方が評価される職場風土へと方向転換していくことが求められています。
いま、ダイバーシティ推進と働き方改革は、組織にとって最重要課題となっています。これまでの日本では、組織が人に適応するのではなく、人が組織に適応することが当たり前でした。無理を強いられても文句を言わず従う社職員が理想とされました。しかし、人材が多様化した今は、組織が人に適応しなければ、優秀な人材を失ってしまいます。どの業界でも人手不足が課題となっている中で、失った人材は容易に補完できるものではありません。そのため、「働き方改革」で個人も組織も変わらなければならないのです。
開催概要
◆日 時:2017年7月19日(水) 13:00~17:00
◆会 場:日本経営協会 関西本部 専用教室(大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル)
◆講 師:植田 寿乃 氏(キャリアコンサルタント・ダイバーシティコンサルタント)
◆対 象:管理職及びその候補者・中堅リーダクラスの方々、民間企業の人事教育ご担当者 など
◆定 員:30名(最少催行人数10名)
◆参加料:10,000円(1名様・税込)
※同業の方からのご参加はご遠慮願います。
プログラム
1. 働き方改革を実現させる組織風土とは
・働き方改革、ダイバーシティ推進のゴールとは何か
・モチベーション高く、活性化した組織の共通点
・昭和タイタニック度、平成ダイバーシティ度
・組織風土を変えるために重要な個人の意識改革
・働く人すべてに必要なキャリアビジョン、キャリア教育
・限られた時間で成果を出すための原点
・女性活躍度=働き方改革推進度
・働き方改革のキーパーソン、ロールモデルが女性管理職
・働き方改革に抵抗する50歳からのシニア層の人生観改革の重要性
・最優先でやるべき経営者、管理職に求められる「イクボス&人間力」
2. 働き方改革実現に必須の7つのリーダーシップ
・リーダーに求められる重要な要素
・自分のリーダーシップスタイルの分析
・組織マネジメントを行う上での自分のリーダーシップの課題
3.質疑応答、およびクラス全体での意見交換
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