セミナー名 |
決算書の見方と財務管理の基礎 |
開催日時 |
2024年9月19日(木)10:00~17:00
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ねらい |
財務諸表には、その企業の経営実態や問題点があらわれます。そのため、経営管理スタッフにとって財務の知識は必須のものです。 具体的には、決算書やキャッシュフロー計算書の構造や分析のしかたを知ることにより、資金繰りをいかに組み立て、業績向上や企業価値向上につなげるかという財務計画の勘所が身につきます。 このセミナーでは、特に財務の初心者向けに基礎知識からわかりやすく解説するとともに、演習を通して実務への活かし方を学んでいただきます。
※ご受講にあったって、簿記の知識は不要です。
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プログラム内容 |
Ⅰ 決算書とキャッシュフロー計算書の基礎 (1)財務管理と財務諸表の概要 ・財務管理の目的について理解する。 ・財務諸表の種類とそれぞれの役割を理解する。 ・財務諸表作成までの簡単な流れを学ぶ。 (2)貸借対照表の見方 ・貸借対照表の様式、表示、主な勘定科目について学ぶ。 (資産の部、負債の部、純資産の部、流動項目と固定項目の区別など) (3)損益計算書の見方 ・損益計算書の様式、表示、主な勘定科目について学ぶ。 (収益、費用、利益の性質、区分の説明、損益計算のルール) (4)キャッシュフロー計算書の見方 ・キャッシュフロー計算書の基礎知識を習得する。 (キャッシュの範囲、営業活動、投資活動、財務活動の区分)
Ⅱ 財務分析の手法(演習含む) ・収益性、効率性、安全性の分析とは ・【演習】例題を通じて財務分析を実施。 分析結果をグループで共有する
Ⅲ コストコントロールと資金管理への活用 (1)コストコントロール(原価管理) ・コストコントロールの概念と目的を理解する。 (製造原価のコントロール、標準原価計算) (2)資金管理 ・資金管理の概念、種類を理解する。(自己資本、他人資本としての調達) (3)資金計画 ・資金計画の種類について学ぶ。
Ⅳ 企業価値向上への財務計画(演習含む) ・企業価値の考え方 ・【演習】ケーススタディを通じて、財務計画策定のポイントを検討する。
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会員参加料(税込) |
33,000円 |
一般参加料(税込) |
38,500円 |
対象 |
経営管理スタッフの方々(経営企画、経理財務、監査、営業管理、など) ※簿記の知識は不要です。 |
講師プロフィール |
中小企業診断士 西内 裕次朗 氏 1970年生まれ。関西学院大学経済学部卒業。紙卸売業の総務職、教育業の講師・マネジメント業務、マーケティングリサーチ会社勤務を経て、2012年西内中小企業診断士事務所を開設。経営コンサルタント、人材育成コンサルタントおよび研修講師として独立し、現在に至る。特に講師としては年間150日以上登壇し、「伝わる講義」と「分かりやすい演習」で好評を得ている。近畿大学経済学部 簿記論、会計学 非常勤講師。 〔保有資格〕中小企業診断士、1級販売士、国家資格キャリアコンサルタント、日商簿記検定1級、大商ビジネス会計検定1級 等 |
受講要領・留意事項 |
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会場 |
一般社団法人日本経営協会 関西本部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4(大阪科学技術センタービル)
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パンフレットpdf |
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