セミナー詳細

2025年7月17日(木)10:00～17:00

　令和６年度診療報酬改定では賃上げを目的としたプラス改定となりましたが、医療業界以外の業界での賃上げに追いつけないことによる人材不足、そしてなによりも賃上げと物価高騰による材料費・委託費など様々な値上げが生じ、病院経営はすでに「撤退戦略」を見据えるほどの惨状となっていることで、より一層、事務長の重要性が指摘されるようになりました。
　事務長の役割を一言で表現すると、病院経営における「人・物・金・情報」を効率的に配分・管理し、人を動機づけるディレクターと云えるのではないでしょうか。本セミナーでは、特に新任事務長ならびに事務長候補者の方に、病院組織管理の「要（かなめ）」としての役割と仕事の基本を習得いただきたく開講いたします。

【注】パンフレットには申込期限を「7月7日」と印刷しておりますが、記載の誤りです。正しくは、「7月14日」が申込期限となります。

Ⅰ．プロローグ
　～医療機関経営のプロとして～
（１）事務長の役割と求められる機能
（２）問題解決のための方法論
（３）医療職とのコミュニケーションのための心理学

Ⅱ．医療・介護業界の仕組みの理解
（１）医療業界のマーケット概観
（２）介護業界のマーケット概観
（３）診療報酬の仕組みの理解

Ⅲ．売上（医業収益）を伸ばすための具体策
（１）患者単価増のためのエッセンス（外来／入院）
（２）増患のためのエッセンス
　　　①地域連携
　　　②健診／人間ドック
　　　③戦略的広報
（３）その他の即効性のある増収策

Ⅳ．費用（医業費用）を抑えるための具体策
（１）医薬品費
（２）医療材料費
（３）委託費（業務委託・役務委託・保守委託）
（４）その他
（５）ローコストオペレーションについて

Ⅴ．エピローグ
　～次世代型事務長像の提言～