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セミナー詳細

監査会場
セミナー名 内部監査における新技術(AI、IoT等)への対応
開催日時

2025年11月11日(火)10:00~16:00

ねらい

~AI、IoT等の新技術にいかに取り組むか~

 AIやIoTなどの新技術の普及により、内部監査においても、それらへの対応が求められています。特に生成AIの利用拡大は、業務プロセスに劇的な変化をもたらすだけでなく、新たなリスクを抱えることにもつながるため、内部監査では、こうした新たなリスクの識別と、必要なコントロール(対策)の構築をチェックしなければなりません。一方で、IIA(内部監査人協会)のGIAS(グローバル内部監査基準)では、内部監査でもテクノロジー活用が示されていることから、生成AIを活用した監査の効率化・高度化をめざしている企業も増えつつあります。
 本セミナーでは、新技術に係るリスクの把握方法と、コントロールの点検・評価の進め方について解説いたします。リスクが変化するなかでも有効なアジャイル型監査や継続的監査といった監査手法を紹介するとともに、新技術を対象とする監査では課題となるチェックリストの確立についても、その案を提示しながら解説いたします。

プログラム内容

1.はじめに
 ・内部監査の目的、リスクマネジメントとの関係

2.リスクの把握方法
 ・経営との関係の重視
 ・過去リスクと未来リスクの分析
 ・全体の鳥瞰
 ・AI、生成AI、IoT、RPAのリスク

3.監査手法と監査技法
 ・リモート監査
 ・アジャイル型監査
 ・継続的監査
 ・質問、閲覧、観察、再実施などの監査技法と実務上の留意点

4.監査の進め方
 ・AIを対象にした監査チェックリスト
 ・生成AIを対象にした監査チェックリスト
 ・IoTを対象にした監査チェックリスト
 ・RPAを対象にした監査チェックリスト

5.内部監査での新技術の活用
 ・CAATs(コンピュータ支援監査技法)の活用法
 ・生成AI、IoT、RPAの活用可能性

6.おわりに
 ・過去型から未来型の監査へ
 ・原因分析型から目的分析型の監査へ

※最新の情報を反映するため、内容が一部変更になる場合があります。

会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
対象
講師プロフィール 東洋大学 工業技術研究所
客員研究員 島田 裕次 氏
(公認内部監査人・公認情報システム監査人)

 1979年早稲田大学政治経済学部卒業、同年東京ガス(株)入社、IT部門、監査部、経理部などで勤務し、2009年~2022年東洋大学総合情報学部教授、2022年より現職。1999年より日本大学商学部非常勤講師(科目:コンピュータ会計論)。博士(工学) 、公認内部監査人(CIA)、情報処理技術者試験委員、システム監査技術者(経済産業省)、公認情報システム監査人(CISA)、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)。
【著書】『はじめての内部監査』(日科技連出版社)、『DX時代の内部監査手法』(共著 同文舘出版)、『情報セキュリティの基本』(日本実業出版社)、『リスク図による情報セキュリティ監査の実践』(同文舘出版)、『内部監査の実践ガイド』(編著 日科技連出版社)、『よくわかるシステム監査の実務解説(第4版)』(同文舘出版)、『内部監査入門』(翔泳社)、『COBIT実践ガイドブック』(日経BP社)、『情報セキュリティ・個人情報保護のための内部監査の実務』(編著 日科技連出版社)、他多数。
受講要領・留意事項
会場 一般社団法人日本経営協会 関西本部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4(大阪科学技術センタービル)
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問合せ先 企画研修グループ
電話番号 民間企業向けセミナー 
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